四国八十八ヵ所めぐり(36)
2009年4月17日(鬼北→松山・その3)
第43番・明石寺の参拝を終え、国道56号で大洲へ。
大洲はいい町だ。肘川大橋の上からの眺めが目に残る。川上には大洲のシンボルの富士山がそそりたち、川面にはその影が映っている。川下には高山。山の上まで耕され、人家が小さく見えている。
大洲からは国道56号→国道379号→国道33号で久万へ。
久万の第44番・大宝寺を参拝。「歩き遍路」だと西予の明石寺から久万の大宝寺までは3日の行程だ。大宝寺の本堂、大師堂とまわり、参拝を終えたが、ここで88ヵ所のちょうど半分。
「あと、半分だな」
という折り返し地点を通過したような、ほっとした気分になった。
ここはその名の通り、寺の背後にはそそりたつ岩壁が岩屋のようになっている。ヒーヒーハーハーいって石段を登りつづけ、本堂と大師堂を参拝。大宝寺にしても岩屋寺にしても、本堂よりも大師堂の方が大きかった。
久万の町並みを望む
第44番の大宝寺に到着
大宝寺本堂
大宝寺の大師堂
第45番・岩屋寺の参道
岩屋寺の山門
長い石段がつづく
「一遍上人修行の地」碑
参道沿いの石仏群
岩屋寺のそそりたつ岩壁
岩屋寺本堂
法華仙人堂跡から見下ろす岩屋寺
岩屋寺の大師堂