四国八十八ヵ所めぐり(26)
2009年4月15日(春野→梼原・その3)
須崎からは国道56号で七子峠を越えて窪川へ。町村合併で今は四万十町の中心になっている。四万十市があって四万十町があって…で、なんともまぎらわしい。
窪川の町中にある第37番の岩本寺へ。本堂の格天井には全部で575枚もの絵が並べられている。それらの絵には仏画あり、動物や花の絵あり…で、様々だ。
岩本寺の本尊は不動明王で、その真言、「のうまくさんまんだばざらだんせんだまろしゃだそわたやうんたらたかんまん」を3度、唱える。そのほかに、観音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩と本尊が複数なので、それらの真言も3度づつ唱える。
「おんまかきゃろにきゃそわか」(観音菩薩)
「あんありみたていせいからうん」(阿弥陀如来)
「おんころころせんだりまとうぎそわか」(薬師如来)
「おんかかかびあんまえいそわか」(地蔵菩薩)
これらの真言は般若心経の経本に、「十三仏真言」として、すべてのっている。
岩本寺の参拝を終えると、門前の店「遊芸庵」で昼食。カレーライス(550円)を食べていると、昼のサイレンがびっくりするほど大きな音で鳴り響いた。
国道56号の七子峠
七子峠からの眺め
お遍路宿の案内
第37番・岩本寺の入口
岩本寺の山門
岩本寺本堂
岩本寺の狸
岩本寺の本堂内
岩本寺本堂の天井画
岩本寺の大師堂
岩本寺門前の「遊芸庵」
昼食のカレーライス