賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

ユーラシア大陸横断(32)モンルッソン→ペリグー

 (『ツーリングGO!GO!』2002年11月号 所収)

2002年8月5日(月)晴のち曇 モンルッソン→ペリグー 260キロ

 7時、朝食。パン、チーズ、ハム、それとヨーグルト。

 8時、出発。N145→D940→N141→N21を行く。「N」は国道、「D」は地方道になる。

 リムーザン高地の峠を越え、歴史の古いリモージュの町を走り抜け、街道沿いの店で昼食。ピザとコカコーラ。これで3ユーロ。

 15時、ペリグーに到着。そこからさらに10キロほど走った森の中にある「ホテル・レクルース」に泊まる。古城のようなたたずまい。夕食はホテルのレストラン。フルコースでフォアグラつき。ワインで乾杯。スープのあと待望のフォアグラ、そして魚料理、カモ肉料理を食べた。

2002年8月6日(火)曇のち晴 ペリグー→バイヨンヌ 420キロ

 7時、朝食。クロワッサン&フランスパンとコーヒー。

 8時、出発。ラスコーではラスコー洞窟に立ち寄る。動物を描いた旧石器時代の壁画を見ようとしたのだが、残念ながら相当待たなくてはならないので断念…。

 フランス南西部の中心、ボルドーを通り過ぎ、スペイン国境へ。

 昼食は街道沿いのレストランで。日替わり定食(メニュー・ド・ジュール)を食べる。サラダにビート、七面鳥の肉料理にポテト、焼トマト。これで10ユーロだった。

 18時、スペイン国境に近いバイヨンヌに到着。町中のホテルに泊まり、町を歩く。川沿いのレストランで夕食。メンバーの水島さんと一緒に食べた。まずはボルドーの赤で乾杯。スペイン風のスープを飲み、メインディッシュの魚料理を食べた。

1874、街道沿いのレストランで昼食

街道沿いのレストランで昼食