賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

岬めぐり番外編:島めぐり(31)大矢野島(熊本)

大矢野島(熊本)10月14日 宇土半島突端の三角へ。JR三角線の終着駅、三角駅前でアドレスを止める。駅前が三角港。三角から国道266号で天草に入っていった。 天草五橋の第1番目、1号橋の天門橋を渡って大矢野島に入った。大矢野島はまさに天草の玄…

岬めぐり番外編:島めぐり(30)志賀島(福岡)

志賀島(福岡)10月11日 海の中道を通って志賀島へ。時計回りで島を一周。サザエ専門の「たか木」でつぼ焼きを食べ、金印公園、蒙古塚と立ち寄り、最後に志賀海神社に参拝。 島を一周しながら眺めた博多湾の能古島、玄界灘の玄海島が目に残る。 海の中道…

岬めぐり番外編:島めぐり(29)江ノ島(神奈川)

江ノ島(神奈川)10月1日 江ノ島大橋を渡って江ノ島に入り、江ノ島神社を参拝。江ノ島神社は辺津宮、中津宮、奥津宮の3社からなっているが、すでに日が暮れてしまったこともあって、辺津宮の参拝だけですませた。そのあと参道入口の「貝作」で夕食。江ノ…

岬めぐり番外編:島めぐり(28)城ヶ島(神奈川)

※最初に管理人コメント: カソリが2008年10月1日~12月26日に旅した日本一周の行程を、これまで「岬めぐり+(番外編の)島めぐり2008」としてご紹介してきました。 そのなかで、まず”西日本編”として、東京から岬めぐりをしながら鹿児島~沖縄で”島めぐり”…

岬めぐり(63)禄剛崎(石川)

禄剛崎(石川)11月8日 能登半島北東端の岬。岬周辺の地名は狼煙。岬はかつては狼煙台として使われたのだろう。 岬の突端には灯台。絵になる灯台なのだが、残念ながら工事中。ここには「日本列島の中心碑」。ウラジオストックまで772キロの距離標は胸…

岬めぐり(62)関野鼻(石川)

関野鼻(せきのはな・石川)11月8日 能登半島西岸の能登金剛は豪快な海岸美で知られているが、その中心的存在の岬。岬周辺の海岸は「ヤセの断崖」など、断崖絶壁が連続する。能登金剛はここから日本最古の木造灯台の残る福浦あたりまでをいう。 なぎさド…

岬めぐり(61)越前岬(福井)

越前岬(福井)11月7日 敦賀からR8経由で「しおかぜライン」へ。2008年9月30日より無料化。距離が短く、料金の高い有料道路だったので、何ともうれしい無料化だ。 越前ガニ漁が解禁になったばかりの越前海岸の漁港を通り過ぎ、越前岬へ。そそりたつ…

岬めぐり(60)立石岬(福井)

立石岬(福井)11月6日 敦賀半島北端の岬。自動車道の行き止まり地点、立石漁港から小道を歩いていく。岬の灯台まではかなりの急坂。古びた石造りの灯台。 若狭湾に突き出た敦賀半島のおかげで敦賀は北西の風から護られ、天然の良港になっている。 立石岬…

岬めぐり(59)経ヶ岬(京都)11月5日

経ヶ岬(京都)11月5日 丹後半島北端の岬。近畿最北端の岬でもある。駐車場からまずは山頂に登り、日本海の海岸線を眺めた。そのあとで岬突端へ。灯台は日本猿に占領され、猿たちの遊び場になっていた。 そこからは若狭湾の断崖を一望。岬から伊根への道…

岬めぐり(58)地蔵崎(島根)

地蔵崎(島根)11月4日 島根半島東端の岬。隠岐が霞んで見えた。岬の突端には美保関灯台。岬のすぐ近くが美保関。古くから日朝貿易がおこなわれ、海関がおかれた。ここは海上交通の要衝の地。漁民たちの篤い信仰を集める美保神社がある。 地蔵崎の美保関…

岬めぐり(57)日御碕(島根)

日御碕(ひのみさき・島根)11月4日 島根半島北西端の岬。高さ43メートルの日本一高い灯台が立っている。162段の階段を登っててっぺんへ。そこから見下ろす眺めは絶景。 岬前の店でヒラマサの海鮮丼を食べ、岬近くの日御碕神社に参拝。 日御碕の灯台…

岬めぐり(56)川尻岬(山口)

川尻岬(山口)11月3日 本州最北西端の岬。「風の岬」といわれる通りの強風が吹き荒れていた。岬の突端には灯台。 岬周辺の岩場は絶好の釣り場で釣人たちが来ていた。 岬近くには「楊貴妃の里」。そこには「楊貴妃の墓」があり、「楊貴妃像」が建っている…

岬めぐり(55)毘沙ノ鼻(山口)

毘沙(びしゃ)ノ鼻(山口)11月3日 本州最西端の岬。灯台を模した「本州最西端碑」が建っている。岬の展望台からは真正面に蓋井島が見える。何年か前までは探し出すのも難しいような岬だったが…。今ではメジャーなスポットだ。 本州最西端の毘沙ノ鼻 毘…

岬めぐり(54)関崎(大分)11月2日

関崎(大分)11月2日 佐賀関半島突端の岬。四国最西端の佐田岬が霞んで見える。四国行きフェリーの白い航跡。右手には高島。さすが「関アジ」、「関サバ」の本場だけあって、岬周辺の海には無数の漁船。 天文台の「海星館」わきの遊歩道を歩いていくと、…

岬めぐり(53)鶴御崎(大分)

鶴御崎(大分)11月1日 鶴見半島突端の岬で、ここが九州最東端の地。岬には白い灯台。岬の突端には「九州最東端」の木標が立っている。 以前は岬への入園料をとられたが、2008年の4月以降、無料化された。豊後水道の南口に位置するが、対岸の四国は…

岬めぐり(52)日向岬(宮崎)

日向岬(宮崎)11月1日 陸繋島の細島突端の岬。岬の入口には「馬ヶ背茶屋」。岬の先端が馬ヶ背で、馬の背のように岩山が海に落ちている。細島は古くは宋・明貿易の寄港地。ポルトガル人が来航し、江戸時代は日向の諸大名が参勤交代の港として使った。 岬…

岬めぐり(51)都井岬(宮崎)

都井岬(宮崎)10月31日 宮崎県最南端の都井岬では野生馬のお出迎え。灯台に登り、日南海岸の海岸線を一望。この日は天気が悪かったが、晴天だと種子島が見える。年に数回、屋久島も見える。 岬の高台上から海岸に下り、ソテツの道を歩き、御崎神社に参…

岬めぐり(50)ダグリ岬(鹿児島)

ダグリ岬(鹿児島)10月30日~31日 志布志湾に突き出たダグリ岬は岬全体が公園になっている。その中にある国民宿舎「ボルベリアダグリ」にひと晩、泊まった。志布志温泉の無色透明のツルツル湯に入ったあとレストランで食べた「海鮮丼」は美味。 岬公…

岬めぐり(49)佐多岬(鹿児島)

佐多岬(鹿児島)10月30日 大隈半島突端の日本本土最南端の岬。大泊から岬への道に入っていく。照葉樹の緑濃い樹林の中を行く。途中、2度、イノシシを見る。あわてふためいて道を横切るイノシシの姿が目に残る。岬には御崎神社。岬の突端に立つと、大輪…

岬めぐり番外編:島めぐり(27)伊計島(沖縄)

伊計(いけい)島(沖縄)10月25日 宮城島からは赤い伊計大橋を渡って伊計島に渡る。橋を渡るとすぐに伊計ビーチだが、ここは沖縄に多いプライベートビーチ。島の突端まで行ったが、その途中では重機を使ってサトウキビ畑の開墾をしていた。行き止り地点…

岬めぐり番外編:島めぐり(26)宮城島(沖縄)

宮城島(沖縄)10月25日 平安座島の石油基地の巨大な石油タンク群を見ながら宮城島に渡った。両島を結ぶのは桃原橋という全長18メートルの短い橋。よっぽど気をつけていないと、気がつかないうちに宮城島に渡っている。 宮城島に入ったところが桃原漁…

岬めぐり番外編:島めぐり(25)平安座島(沖縄)

平安座(へんざ)島(沖縄)10月25日 与勝半島から海中道路で平安座島へ。平安座海中大橋を渡って平安座島に入る。 この島には沖縄最大の石油基地があり、林立する巨大な石油タンクが朝日を浴びて銀色に光り輝いていた。ここからさらに宮城島、伊計島へ…

岬めぐり番外編:島めぐり(24)浜比嘉島(沖縄)

浜比嘉(はまひが)島(沖縄)10月25日 浜比嘉大橋を渡って浜比嘉島に入った。橋を渡りきるとT字の交差点。右に行けば浜の集落。左に行けば比嘉の集落。浜比嘉島は浜と比嘉の2つの集落からなっている。 ここは沖縄の聖地。「シルミチュー」の洞穴は琉…

岬めぐり番外編:島めぐり(23)藪地島(沖縄)

藪地島(沖縄)10月24日 屋慶名港から藪地大橋を渡って島に入る。2キロほどで行き止まり。そこにはジャネー洞。弥勒神や国主神、龍神がまつられている。ここは沖縄の聖地。弥勒菩薩が弥勒神になるところが沖縄らしい。 屋慶名港 ジャネー洞 ジャネー洞…

岬めぐり番外編:島めぐり(22)瀬長島(沖縄)

瀬長島(沖縄)10月24日 気がつかないほど短い橋を渡って島に入る。那覇空港南端の小島で、道路スレスレに着陸する民間機や自衛隊機をひんぱんに見る。パイロットの顔が見えるほど。 島一周は2キロほど。島の西側からは慶良間諸島の島々がよく見える。 …

岬めぐり番外編:島めぐり(21)奥武島(沖縄)

奥武島(沖縄)10月23日 奥武島橋を渡って島に入っていく。1周2キロほどの島だが、おもしろくまわれる。 漁港では獲れたばかりのイカを干していた。漁港前の倉庫には何隻ものハーリー船。沖縄の伝統的な船、サバニがまだ現役でつかわれていた。 この島…

岬めぐり番外編:島めぐり(20)アーヂ島(沖縄)

アーヂ島(沖縄)10月23日 沖縄本島南部の小島。短い橋で沖縄本土とつながっている。島全体がどこかの宗教教団の所有地のようで、鳥居をくぐり抜けたところでゲート。それ以上、中には入れなかった。 周辺の海はすばらしくきれい! アーヂ島のすぐ近くの…

岬めぐり番外編:島めぐり(19)宮城島(沖縄)

宮城島(沖縄)10月22日 沖縄県人でも島だとは気がつかないまま走り過ぎてしまう。宮城島はそんな島。塩屋湾口の小島で、国道58号の宮城橋と塩屋大橋で沖縄本島とつながっている。 宮城島に入ったところで国道58号を離れ、静かなたたずまいの集落内…

岬めぐり番外編:島めぐり(18)古宇利島(沖縄)

古宇利(こうり)島(沖縄)10月22日 沖縄最長の全長1960メートルの古宇利大橋を渡って島に入っていく。 島は一面のサトウキビ畑。円形の島。ぐるりと島を一周しても7キロ。 この島は琉球開祖の地。古くからアダムとイブに似た物語が伝えられている…

岬めぐり番外編:島めぐり(17)屋我地島(沖縄)

屋我地(やがじ)島(沖縄)10月22日 奥武島から屋我地大橋を渡って入る。サトウキビのほかにパイナップルをつくる島。屋我地島から古宇利大橋で古宇利島に渡れるが、その橋のたもと近くには「オランダ人墓」。琉球との交易でやってきたオランダ船の船乗…