2010台湾一周(2)
6月17日(木)曇・東京→台北(その2)
成田発9時40分のチャイナエアラインCL107便は12時10分(日本時間の13時10分)、桃園国際空港に着陸。空港には台湾のスズキ、台鈴工業総経理(社長)の藤照博さんが出迎えに来てくれていた。
何ともなつかしい藤さんとの再会。
1996年にはスズキDJEBEL250XCで「オーストラリア2周7万2000キロ」を走ったが、藤さんはその当時のオーストラリア・スズキ社長で、「オーストラリア2周」ではずいぶんとお世話になった(「オーストラリア2周」を参照)。
空港のロビーでは何度も握手してしまったが、14年ぶりの再会には胸が熱くなる思いがした。それと同時に「オーストラリア2周」でのさまざまなシーンが蘇り、まったく異質な2つの国、台湾とオーストラリアが瞬時に結びついてしまうのだ。
このような劇的な出会いこそが、旅の大きな魅力になっている。
今回の「台湾一周」は、台鈴工業が全面的にサポートしてくれることになっている。
使用するバイクは「四国八十八ヵ所めぐり」のアドレスV125Gだが、このスズキの125㏄スクーターは台鈴工業の平鎮工場で造られている。
桃園国際空港から藤さんと一緒にタクシーで台北の中心街へと向かっていく。
台北の中心街に入っていくと、
「(長年の夢の)台湾一周がいよいよ始まるんだ!」
という思いで、抑えようがないほど胸がワクワクしてくる。
台湾の西海岸を見下ろす
桃園国際空港に到着
タクシーで台北へ