賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

「2004・旧満州走破行」(6)

9月24日(金)晴 ハルビン 第4日目

 夜明けとともに、ハルビンの町を歩く。

 松花江河畔の「斯大林公園」へ。そこでは大勢の人たちが音楽に合わせて体操をしていた。舗道に筆と水で書道する人もいた。さすが漢字の国。達筆だ。

 松花江に近い「通江市場」に入っていく。

 早朝からにぎわいを見せている。写真をとらせてもらいながら、ひとつづつの店を見ていく。穀物売場では雑穀のほかにコーリャンの粉やソバ粉が売られている。調味料売場にはコショウやサンショ、ハッカク。

 果物売場ではザクロが山盛り。ナツメやブドウ、モモ、ナシもある。クルミや松の実などの木の実も並んでいる。炒めたゴマを搾った香油が売っている。

 肉売場では豚の心臓、足、尾、耳、舌。その中でも珍味の舌と尾は高い。魚売場には松花江で獲れた淡水魚が並んでいる。あっというまに時間が過ぎていく市場歩き。

「民族飯店」に戻ると、ホテルのレストランで朝食を食べた。

 さー、ハルビンからはバイク旅の始まりだ!

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早朝の「斯大林公園」

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「斯大林公園」で体操をする人たち

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松花江の船乗り場を望む

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筆と水での書道

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「通江市場」を歩く

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ハルビンの朝食