四国八十八ヵ所めぐり(33)
2009年4月16日(梼原→鬼北・その5)
第40番・観自在寺の参拝を終えると、国道56号で宇和島に向かった。
奥深くまで切れ込んだ宇和海の入江が連続する。小さな漁港の岸壁にスズキ・アドレスV125Gを停め、パチリと記念撮影。絵になるアドレスだ。
宇和島から国道320号で鬼北町に向かう。鬼北の民宿「ON&OFF」に泊まる予定にしていた。
宇和島を出るとじきにゆるやかな峠を越える。そこには「水分」のバス停。この峠を越えると四万十川の水系になる。
夕日が沈むころ民宿「ON&OFF」に到着。ここはライダーには人気の喫茶&民宿で、『ツーリングマップル』にものっている。
ご主人の野村岩保さんはオートバイ大好き。70歳を過ぎているが、若者以上にお元気だ。70を過ぎてからの「日本一周」も成しとげている。尊敬すべき大先輩。
野村さんには大歓迎された。
ほかにお客さんがいなかったのをいいことに、近くの宝泉寺温泉「クアテルメ宝泉坊」に連れていってくれ、まずは一緒に温泉につかった。野村さんとの「湯の中談義」は最高!
「ON&OFF」に戻るとビールで乾杯。今度はビールを飲みながら、おおいに語り合った。
何本もビールを空け、すっかりビールをいただいたあとで夕食。カルパッチョ風のカツオのたたき、鶏の唐揚げ、タケノコ&ジャコ天の煮物はどれも美味だった。
いやー、野村さん、お世話になりました。
このような出会いも大師のおかげ!?
宇和海の漁港で
入江が連続する
夕日が落ちていく
国道320号を行く
民宿「ON&OFF」に到着
カツオのたたき
鶏の唐揚げ
タケノコ&ジャコ天の煮物
「ON&OFF」の野村岩保さん