賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

四国八十八ヵ所めぐり(32)

2009年4月16日(梼原→鬼北・その4)

 宿毛からは国道56号を北へ。

 高知・愛媛県境の峠を正木トンネルで抜けていく。阿波から土佐へ、そして四国3国目の伊予に入った。伊予の札所は「菩提の道場」といわれている。

 第40番の観自在寺愛南町御荘にある。第1番の霊山寺からは最も遠い札所だ。

 国道56号から御荘の町中に入る。門前の狭い道を走り、スズキ・アドレスV125Gを停め、山門をくぐる。

 本堂、大師堂での参拝を終えると、「よーし、いよいよ伊予路だ!」とまた新たな気持ちが湧き上がってくる。

 ここでは境内にある十二支の石造の守本尊にも手を合わせた。ぼくの干支は亥年。その守本尊、阿弥陀如来像に水をかけてお参りした。ここには芭蕉の句碑もある。

 観自在寺からは国道56号で宇和島に向かった。

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国道56号の高知・愛媛の県境

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第40番・観自在寺の門前

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観自在寺の山門

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観自在寺本堂

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観自在寺の大師堂

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十二支の守本尊

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芭蕉の句碑

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観自在寺の宿坊

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観自在寺は「南予七福神」の霊場にもなっている