第20番目・丸子宿(静岡)4月2日
府中宿から東海道名物・安倍川餅の安倍川を渡り、国道1号から左に入ると丸子宿。旧東海道を走り、町並みを抜け出るあたりに、同じく東海道名物・「とろろ汁」の「丁子屋」がある。残念ながらまだ時間が早く、やっていなかったが、丸子の「とろろ汁」は復路編のときにでも食べよう。
ところで「丸子」は「まりこ」だが、古くは「鞠子」と書いた。広重の東海道五十三次の丸子宿では「東海道名物の茶店」として「丁子屋」を描き、芭蕉も「梅わかな丸子の宿のとろろ汁」の句を詠んでいる。
丸子宿の「丁子屋」前
広重の描く「丁子屋」。今もその当時の姿をとどめている