賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

ユーラシア大陸横断(30)ビルツブルグ→ベルフォール

 (『ツーリングGO!GO!』2002年11月号 所収)

 

2002年8月3日(土)晴 ビルツブルグ→ベルフォール 411キロ

 早朝のビルツブルグの町を歩く。マイン川の両岸に古い町並みが広がる。ここは南ドイツ、バイエルン地方の古都。

 日本にも滞在し、なじみの深い医者であり博物学者のシーボルトは1796年、この町で生まれた。シーボルトにちなんだ「シーボルト広場」や「シーボルト通り」があった。シーボルトの銅像も建っていた。

 7時、朝食。ホテルのレストランでのバイキング。ここぞとばかりにしっかり食べた。

 8時、出発。A81→A6→A5とアウトバーンを走りつなぎ、フランスに入った。

 国境に近いミュールーズの町で昼食。ハム&チーズのサンドイッチとコカコーラ。

 14時、ベルフォールに到着。この町の「ホテル・メルクール」に泊まる。早い到着だったので、さっそく町を歩く。駅にも行った。パン屋でフランスパンを1本、買って、歩きながら食べた。

 夕方には「ユーラシア軍団」のメンバーと街角のバーに入り、ビールを飲む。そのあとピザ専門店でピザを食べた。

1868、ベルフォールの町の中心街

ベルフォールの町の中心街

1866、ベルフォールで泊まった「ホテル・メルクール」

ベルフォールで泊まった「ホテル・メルクール」